ミツバチってどうやって飼うの?
HBB で飼育しているのは、外来種の西洋ミツバチです。
西洋ミツバチは同じ花に通いミツを採るという習性があるので、季節ごとに単一花のハチミツを採ることができ、飼育に向いている種類といえます。
今回プロジェクトでは、2箇所で全4 群(1 群に女王蜂が1 匹います)を飼育しています。
ミツバチはどこから蜜を集めてくるの?
ミツバチの行動範囲は4km にも及び、緑が少ない街中で養蜂した場合でも、離れた緑を探してハチミツを採ってきます。
馬車道を中心とした同心円の2km以内には、野毛山公園、横浜公園、山下公園、大通り公園、緑豊かな山手までが入っています。
この街の緑からは、4 月のサクラ、5 月のユリノキなど、季節のハチミツを採ることができると考えられます。

養蜂ってどんなことをするの?
「ミツバチが快適に暮らせるようにお手伝いする」
養蜂とは、ミツバチに快適に暮らせる環境を提供するようにお手伝いすることです。
私たちが暮らしを支えることで、ミツバチはハチミツづくりに専念できます。
すると、ミツバチは、自然界で生きていくときよりも沢山のハチミツをつくることができるようになります。
そうして出来たハチミツを分けてもらう。
これが、私たちが行っている養蜂です。
■お手伝い1:健康診断
巣の中を観察して、女王蜂は元気か?タマゴを順調に生んでいるのか?巣の中のミツバチが病気にかかっていないか?などを確認します。
もしも、病気にかかった場合は、お薬をあげたり、環境を変えたりして治療をします。
■お手伝い2:お家の提供
ミツバチのお家は、蜜蝋(みつろう)というミツバチがつくるロウソクの原料にもなる材料で出来ていて、きれいな六角形をしています。
しかし、この蜜蝋を原料にした巣をつくるには、その重さの7倍のハチミツが必要です。
そこで、私たちは、ミツバチたちに出来上がったお家をプレゼントします。
すると、お家をつくる手間がなくなったミツバチたちは、私たちにハチミツを分けてくれるのです。
■作業をするときは
ミツバチは針をもつ昆虫です。
普段はおとなしいのですが、命の危険を感じたときは、自らの命とき換えに攻撃します。
私たちは、ミツバチと接引するときには、白いつなぎの防護服と網のついた帽子で全身をすっぽりと覆ってから作業をします。
また、ミツバチは、煙がかかると動きが鈍くなります。
これは煙を山火事と捉え、逃げる準備をするためです。
私たちは、この習性を利用して、燻煙器を使って煙を吹きかけ、ミツバチをおとなしくさせてから作業を行います。
■ハチミツの収穫
春になるとミツバチたちが、街中の花から集めてきたハチミツを収穫(採蜜)します。
ハチミツの収穫は、巣枠を取り出し、ミツバチを振り落としてから、遠心分離器にかけてハチミツを採取します。
横浜では、どんな味のハチミツが採れるのでしょうか?まだ誰にもわかりません。
これは、これからのお楽しみです。


